世界一の長寿国

「不老長寿」ということばがあるように、健康で長生き、それは誰もが願うことです。そして現在、わが国が世界一の長寿国であることは、読者の皆さんもよくご存知でしょう。二○○一年度の厚生労働省調査によれば、男性は七八・○七歳、女性は八四・九三歳という数値が日本人の平均寿命となっています。しかしその実態をみると、やや疑問を感じざるをえません。「世界一の長寿国」といわれるけれど、必ずしも「不老」ではなく、医療機関や自宅などで寝たきりになっているお年寄りが、大勢いらっしゃるからです。やはり、思うまま暮らしを満喫できるような生き方をしてこそ、私たちは充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。ここで、日本人の歯の”平均寿命”をみてみましょう。歯科口腔(こうくう)外科医がくぜんの一人である私などは、その数値に憎然とさせられます。厚生労働省の提唱する指針に「八○二○運動」があり、これは八○歳になっても自分の歯を二○本残そうというもの。老化に積極的に立ち向かおう。「アンチ・エイジング」とは年をとること(老化・加齢・高齢化などさまざまな言い方があります)は誰にでも起こり、それは防ぎようがありません。

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